【アーマダバード】グジャラート州Ahmedabadを拠点にするAshapura Trade & Transport Private Limited(ATTPL)は間もなく250ワットの電動二輪車を発売する。
ビジネス・スタンダードが5月11日、消息筋の言として報じたところによると、ATTPLはこれまで『Power Byke』、『Power Fule』、『Power Ride』、『Power Tune』、「Power Bird』商標の250ワット未満の電動二輪車の販売を手がけて来た。
一般に250ワット未満の電動バイクは二人乗りに適さないにも関わらず、多くのユーザーが二人乗りを試み、馬力不足に対する苦情を述べて来た。また二人乗りで、バッテリーの寿命も短くなる。こうしたインドの利用環境を配慮しATTPLは250ワット以上のハイパワー電動バイクを発売する方針を決めるとともに、バッテリーのパワー・アップに関する研究開発(R&D)も手がけて来た。
ATTPLはアーマダバード近郊の工場でハイパワー電動バイクを製造、一部のコンポーネントを輸入する。2~3ヶ月後に発売される250ワット以上のハイパワー電動バイクは、インド車両検査協会(ARAI:Automotive Research Association of India)の認可も得ており、電動バイクのイメージを一新することになる。この種のバイクは地方運輸事務所(RTO:Regional Transport Office)に登録し、ナンバー・プレートをつける必要があるが、ARAIの認可を得ているため、ナンバー・プレートの支給を受けられると言う。