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2009-05-12 ArtNo.42219
◆今年4月の油粕輸出64%ダウン
【チェンナイ】インド溶媒抽出産業協会(SEAI:Solvent Extractors Association of India)によると、今年4月の油粕(Oilmeal)輸出は23万1817トンと、昨年同月の64万6000トンに比べ64%の大幅な落ち込みを見た。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが5月7日伝えたところによると、各種油粕の今年1-4月輸出の内訳は、①大豆粕:1月52万1243トン、2月37万5098トン、3月22万4639トン、4月10万106トン。②西洋油菜粕:1月2万7680トン、2月2万7558トン、3月8万3041トン、4月10万2187トン。③ピーナツ粕:1月0トン、2月1万748トン、3月1万1300トン、4月0トン。④米糠:1月5862トン、2月9120トン、3月8200トン、4月1万2580トン。⑤唐胡麻粕:1月1万4800トン、2月2万1901トン、3月1万820トン、4月1万6944トン。
今年1~4月の油粕輸出の内訳は1月56万9585トン(83万9392トン)、2月44万4425トン(76万3047トン)、3月33万8000トン(85万3675トン)、4月23万1817トン(64万6592トン)、1-4月合計158万3287トン(310万2706トン)となっている(括弧内は前年同期の輸出量)。
SEAIによれば、欧州と米国及びその他の諸国における食肉生産の下降、主にブラジルにおける家禽産業の景気後退、一部のアジア諸国における家畜産業の経営難が、大豆粕やその他の油粕需要を減退させた。
南アメリカにおける大豆の不作から今シーズンの大豆の供給が1500万トン減少し、大豆粕の生産にも影響が生じている。このため今年1月以来、大豆粕はトン当たり100米ドル以上値上がり、他の油粕も大幅に値上がりしている。
インド産油粕の4月の主要な輸出先は中国、ベトナム、韓国、日本で、中国には5万8000トン以上が輸出された。この内5万7000以上が西洋油菜で占められた。しかしベトナム向け輸出は昨年同月の21万3000トンから6万1882トンに減少、日本/韓国/タイ向け輸出も減少した。
SEAIは、油粕輸出拡大努力の一環として、16人のメンバーから成る代表団を5月21日よりタイ、カンボジア、ベトナム、フィリピン、インドネシアに派遣すると言う。
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