NNNNNNNNNNNNNNNN
SEAnews SEA Research, BLK 758 Yishun Street 72 #09-444 Singapore 760758
India Front Line Report
SEAnews Issue:monthly
tel:65-87221054
NNNNNNNNNNNNNNN
2009-05-08 ArtNo.42206
◆肥料会社、US$60億投じ尿素生産拡張
【ニューデリー】インドの肥料会社は向こう4年間に最大60億米ドルを投じ、尿素の年間生産量を600万トン、30%拡張する計画で、インドは遠からず尿素の純輸出国になる見通しだ。
エコノミック・タイムズが5月2日伝えたところによると、肥料省のAtul Chaturvedi次官はこのほど同紙に以上の消息を語った。尿素はインドで消費される肥料の50%を占めている。
同次官によると、国営肥料会社2社Hindustan Fertiliser Corporation(HFC)とFertiliser Corporation of India(FCI)はBarauni/Durgapur/Haldia/Talchar/Sindhri/Ramagundam/Gorakhpur等の肥料工場を最長19年にわたり休止させて来たが、これらのいくつかの操業を再開する計画だ。操業再開には、1工場当たり少なくとも10億米ドルの投資を必要とし、約120万トンの尿素年産能力が追加される。
Aditya BirlaグループのIndo Gulf Fertilisers、Rashtriya Chemicals and Fertilisers、Indian Farmers Fertilisers Cooperative(Iffco)、Krishak Bharati Co-operative Ltd(Kribhco)も、それぞれJagdishpur/Thal/Kalol/Hazira工場の拡張を計画している。これらの企業はそれぞれ8億~10億米ドルを投資する見通しだ。
これらの企業が今生産能力の拡張を図る理由は、主にReliance Industries Ltd(RIL)のKrishna-Godavari (KG)海盆ガス田からガスの供給を受けられるようになったため。KG海盆ガスの供給が開始されたことにより、尿素の国内生産能力は2009-10年だけで200万トン拡大する。
インドは2008-09年に2000万トンの尿素を生産、これに対して尿素の国内消費量は約2400万トンで、不足分は輸入した。拡張計画の実現率が仮に50%にとどまっても、4年内に200万~300万トンの尿素生産能力が追加されるものと見られる。今会計年度だけで2500~3000クロー(US$5億-6億)の肥料の輸入代金を節約できる。ちなみにインド政府は昨年、輸入肥料の価格補助に6万クロー(US$120億)を支出した。
[Your Comments / Unsubscribe]/[您的意见/退订]/[ご意見/配信停止]
Please do not directly reply to the e-mail address which is used for delivering the newsletter.
请别用递送新闻的邮件地址而直接回信。
メールをお届けした送信専用アドレスには返信しないで下さい。
SEAnews 掲載記事の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。
Copyright 2003 SEAnews® All rights reserved. No reproduction or republication without written permission.