【ムンバイ】インドはこれまで再処理核燃料を使用して来たが、2050年までには主要国と主要企業が再処理核燃料を用いるよう ノなるため、インドは核燃料市場の主要プレーヤーとして浮上する見通しだ。
インディアン・エクスプレスが4月18日伝えたところによると、インド産業連盟(CII:Confederation of Indian Industry)が17日主催したセミナーの席上、『エネルギー自立に向けた挑戦』と題して講演した原子力委員会(AEC:Atomic Energy Commission)のAnil Kakodkar委員長は、以上の見通しを語った。
それによると、インドはシームレスな技術開発を可能にする3つの核エネルギー計画を平行して進めており、核エネルギーの全ての側面をカバーするハイレベルな技術能力を確立できる。
こうした目標を実現する上からも、国内核エネルギー市場を民間企業と外国企業双方に開放すべきである。民間企業と外国企業に市場を開放する際は、法制面の障害を除き、平等な競争環境を醸成せねばならない。
インドは豊富なトリウム資源を有するが、ウラニウム資源は乏しい。このためインドはhay water技術/高速増殖炉技術/熱増殖炉技術を用いた独自の核エネルギー生産方法を開発したと言う。