NNNNNNNNNNNNNNNN
SEAnews SEA Research, BLK 758 Yishun Street 72 #09-444 Singapore 760758
India Front Line Report
SEAnews Issue:monthly
tel:65-87221054
NNNNNNNNNNNNNNN
2009-04-24 ArtNo.42164
◆インフラ産業にとって試練の年に
【ムンバイ】インフラストラクチャー産業にとって向こう12ヶ月間は試練の時になりそうだ。景気復調の兆しが生じるにしても、5月に国会下院選挙が終了し、新政府が発足した後のことで、それまでの間は、治安の悪化は避けられず、民間部門は拡張計画の実行を見合わせるものと見られる。
エコノミック・タイムズが4月15日報じたところによると、インフラストラクチャー企業の3月期四半期業績は、年度末に伴う売上げの拡大にも関わらず、高い金利コストが利益を圧迫し、顕著な落ち込みを見るものと予想される。
昨年10月以来中央銀行が大幅な金利引き下げを行ったにも関わらず、銀行や他の金融機関は、相応の金利引き下げを行っておらず、貸し付けの伸びも鈍化した。
多くのインフラ関連企業は、長期プロジェクト融資の獲得が困難になっており、このことがインフラ産業の成長を鈍化させている。2009年2月のインフラ産業の成長率は2.2%と、1月の1.5%を僅かに上回ったものの、昨年同期の7.0%には遠く及ばない。
証券会社KR ChokseyのRohit Gupta氏によると、事業サイクルが長期化した反面、金融機関は長期プロジェクトへの融資を回避している。
証券会社Edelweissも、「貸出金利が下降しても、プロジェクトの実行可能性(project viability)が低下し、自己資本も不足することから、BOT(build-operate-transfer)プロジェクトの資金調達難は持続する」と見通している。
しかしアナリストらは、鋼材やセメント等、インプット・コストの低下が、多少なりとも6月期四半期業績の改善につながるものと予想している。Gupta氏によると、原料価格が安定しつつあることから、少なくとも第1四半期に、原料コスト面の損失が計上される可能性はなくなったと言う。
[Your Comments / Unsubscribe]/[您的意见/退订]/[ご意見/配信停止]
Please do not directly reply to the e-mail address which is used for delivering the newsletter.
请别用递送新闻的邮件地址而直接回信。
メールをお届けした送信専用アドレスには返信しないで下さい。
SEAnews 掲載記事の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。
Copyright 2003 SEAnews® All rights reserved. No reproduction or republication without written permission.