【バンガロール】英国のQuacquarelli Symonds(QS)社が実施した『2009年度QSグローバル・トップ200ビジネス・スクール(QS Global top 200 business schools 2009)』調査で、インド経営管理学院(IIM:Indian Institute of Management)Bangalore校がアジア太平洋地域6位にランクされた。この他、IIM-Ahmedabad校は同11位、IIM-Calcutta校は同12位、Indian School of Business Hyderabad校は同13位にランクされた。
エコノミック・タイムズが4月13日報じたところによると、『QSグローバル・トップ200』には、国際企業が経営管理学修士(MBA)を雇用する際、好む出身校トップ200をリストアップしており、各校の格付けに際しては、学生の質、専門度、卒業生の就業実績、卒業生のネットワーク等が評価の基準とされている。
インド経済の成長に伴いより専門的な管理人材が必要とされ トおり、こうした中でビジネス・スクール・ランキングに対する関心も益々高まっている。企業経営者がMBAを雇用する際には、より幅広い地域のビジネス・スクールを物色するようになっており、景気が後退する中、こうした傾向は今後益々強まるものと見られる。
アジア太平洋地域のビジネス・スクールは世界のMBA市場におけるプレゼンスを強化している。『QSグローバル・トップ200』入りしたアジアとオーストラリアのビジネス・スクールの数は2004年の10校から40校に増加した。この他の地域の内訳は、北米72校、欧州70校、南米12校、アフリカ/西アジア6校となっている。
インドではこの他、SP Jain Institute of Management and Researchが21位、Delhi Universityが22位と、トップ30位入りを果たしている。