【ムンバイ】タミールナド州Chennai近郊にルノーと合弁で4500クロー(US$8.72億)を投じて新乗用車工場を建設中のニッサンは、向こう4-5年間に4-5モデルを発売する計画で、最初のモデルは2010年夏までに市場に投入する予定だ。
インディアン・エクスプレス、ヒンドゥー・ビジネス・ライン、エコノミック・タイムズ、デカン・ヘラルドが4月10/12/13日報じたところによると、Nissan Motor India Private Ltd(NMIPL)の徳山公信重役(MD/COO)はこのほど、以上の計画を明らかにした。ニッサンとルノーは当初、50:50の合弁でチェンナイ近郊Oragadamに新工場を設け、年間各20万台を製造する計画だったが、ルノーは同計画を棚上げした。しかしニッサンは予定通り計画を進め、先ずMicraハッチバックを発売する。同モデルは日本ではMarchとして知られ、インドで何れの名称を用いるかは未定。購入者はガソリン・エンジン車とディーゼル・エンジン車を選べる。また2011年にはセダン・バージョンを発売する予定だ。Micra以外のモデルはなお検討中で発表する段階には至っていない。ニッサンはインドを輸出ハブとして利用することも計画していると言う。