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2009-04-17 ArtNo.42138
◆毛派武装組織の攻撃でアジア最大のボーキサイト鉱山停頓
【コラプット】インド共産党毛沢東派(CPI Maoists)の武装組織Naxalが4月12日夜、国営National Aluminium Company Ltd(Nalco)がオリッサ州Koraput県Panchapatmaliで経営するアジア最大のボーキサイト採掘場を襲撃、中央産業保安部隊(CISF:Central Industrial Security Force)と8時間にわたり銃撃戦を展開した。武装グループは翌朝撤退したが、この戦闘でCISF隊員11人と女性を含むマオイスト4人が死亡した。
ザ・ヒンドゥー、ビジネス・スタンダード、インディアン・エクスプレスが4月14日報じたところによると、Panchapatmali周辺ではこれ以前に一連の襲撃事件が発生していたにも関わらず、12日夜9時半頃約100人の武装グループが同鉱山を襲撃した際、警備に当たっていたCISF隊員は僅か27人だった。武装グループは、約100人のNALCO従業員と鉱山労働者をキャンティーンに集合させ人質にするとともに、爆発物倉庫への進入を図った。約25トンの爆発物や起爆装置、硝酸アンモニウム等が保管されていた倉庫への進入は阻止されたものの、銃撃戦により27人のCISF隊員中11人が死亡、13人が負傷、内2人は重傷を負った。武装グループは約9トンの爆発物を満載して駐車中のバンや死亡したCISF隊員の装備等を奪って逃走した。約100人の人質は全員解放された。
チャッティースガル州Dantewada県の国営National Mineral Development Corp (NMDC)の爆発物倉庫が2006年に襲撃された後、鉱山会社は毛派武装組織による予想される攻撃に備えるよう指示されていた。またオリッサ州警察はNalcoの鉱山施設の安全対策を点検後、爆発物倉庫に要塞工事を施すよう提案していた。
NalcoのPK Mohanpatra鉱山担当常務取締役(ED)は、「爆発物倉庫には十分な安全対策を施していたが、ナクサルの襲撃は余りに周到で大規模だった」とコメントし、「奪われた4台の車輌の捜索に努めている」と付言した。
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