NNNNNNNNNNNNNNNN
SEAnews SEA Research, BLK 758 Yishun Street 72 #09-444 Singapore 760758
India Front Line Report
SEAnews Issue:monthly
tel:65-87221054
NNNNNNNNNNNNNNN
2009-04-13 ArtNo.42131
◆Arcelor-Mittal、専用港建設をオリッサ州政府に正式提案
【ブーバネスワル】Arcelor-Mittalはオリッサ州とジャールカンド州に建設する2つのメガ鉄鋼コンプレックスをサポートする専用港を、オリッサ州のMahanadi川北部Paradip近郊のBarunei Muhanに建設することを正式に提案した。
ビジネス・スタンダードが4月9日伝えたところによると、Arcelor-Mittalのインドにおける新規プロジェクトを担当するSanak Mishra主任(CEO)は、同社チームを率いて8日、Ajit Kumar Tripathy総務次長を初めとするオリッサ州政府幹部と会見、港湾開発計画の詳細を説明した。
それによると、新港の年間貨物処理能力は3500万トンで、2段階に分けて建設される。第1期計画では年間貨物処理能力1062万トンの5埠頭が設けられ、第2期計画では同1730万トンの7埠頭が建設される。コークス用炭、PCI炭(Pulverized Coal Injection:徴粉炭溶鉱炉吹込み用石炭)、石灰岩、スラブ、ビレット、熱間圧延コイル、その他の鉄鋼製品等の貨物が処理される。第1期計画完了時には年間約391隻、第2期計画完成時には年間約582隻が寄港する。第1期計画ではPanamax-size、第2期計画ではcape-sizeの船舶の寄港が想定されている。ことため、第1期計画では先ず深度16メートル、長さ約6キロの水路が設けられ、第2期計画では深度20メートル、長さ10キロに拡張される。
Paradeep-Haridaspur鉄道路線に接続する支線が建設される。同支線は複線で側線も設けられる。National Highway No 5に接続する4車線の道路も建設される。
港湾周辺には、この他、スチール・サービス・センター、下流部門処理施設、完成品製造施設、自動車産業補助施設、訓練施設、各種製造施設等が設けられる。このため約6000エーカーの土地が必要とされる。
初歩的なプロジェクト報告書は、インド工科大学(IIT:Indian Institute of Technology)Chennai校海洋工学部により作成された。
しかし既存港の稼働率低下を恐れるオリッサ州政府は自家用港を開発することに乗り気でなく、州政府が計画を許可するか否かは依然不透明とされる。
興味深いことに新港の建設予定地は、Arcelor-Mittalが年産1200万トンの鉄鋼プラントの建設を予定するKeonjhar県Patna tehsilから270キロも離れている。
[Your Comments / Unsubscribe]/[您的意见/退订]/[ご意見/配信停止]
Please do not directly reply to the e-mail address which is used for delivering the newsletter.
请别用递送新闻的邮件地址而直接回信。
メールをお届けした送信専用アドレスには返信しないで下さい。
SEAnews 掲載記事の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。
Copyright 2003 SEAnews® All rights reserved. No reproduction or republication without written permission.