2009-04-08 ArtNo.42123
◆パンジャブ/ハリヤナ非銀行金融機関の50%が倒産
【チャンディガル】ハイコスト資金と倒産確率(default rate)の上昇が北部の非銀行金融機関(NBFC:non-banking financial companies)に深刻な打撃を与えている。
ヒンドゥー・ビジネス・ライン、インディアン・エクスプレス、ビジネス・スタンダードが4月3/4/7日伝えたところによると、パンジャブ州/ハリヤナ州/ヒマチャルプラデシュ州/ウッタルプラデシュ州チャンディガルにおける商用車購入ローンのバックボーンを成すNBFCは、銀行界同様、『2002年証券化法(Securitisation Act 2002)』および『債権回収法廷(Debt Recovery Tribunal)』を通じ、債権の回収に努めて来た。
純自己資本(net owned fund)250万ルピーの小規模アセットファイナンス会社の登録機関、パンジャブ・ハリヤナ金融会社協会(PHFCA:Punjab and Haryana Finance Companies Association)のAlok Sondhi事務局長(SG)によると、債権回収支援策を講じることを怠った当局の無関心や怠慢からアセットファイナンス会社として営業しているこれら金融機関のほぼ50%が、過去3年間に営業停止に追い込まれ、NBFCの倒産確率(default rate)は過去3、4年間に3%程度から5倍の15%に跳ね上がった。これら諸州のNBFCの数は3年前の450社から200社に減少した。今日、単純な小切手の不渡り案件も、流通証券法(Negotiable Instruments Act)138条に基づき債務不履行の手続きを完了するには数年を要すると言う。
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