【ニューデリー】パナソニックはその国際戦略に基づきインド業務の再編を進めており、既存子会社6社を持ち株会社Panasonic India Pvt Ltd(PIPL)の下に統合する。
エコノミック・タイムズ、ヒンドゥー・ビジネス・ライン、ザ・ヒンドゥーが4月5日報じたところによると、PIPLのDaizo Ito重役(CEO)およびSabiha Kidwai重役(GM)は4日、フィルム・スター、Ranbir Kapoor氏を新ブランド大使に指名、一連のLCD/プラズマ・テレビジョン新製品を発表するとともに、以上の計画を語った。
それによると、既存の6社とは、①Panasonic Home Appliances India Co Ltd/②Panasonic AVC Networks India Ltd/③Panasonic Battery India Co Ltd/④Panasonic Carbon India Co Ltd/⑤Indo National Ltd/⑥Panasonic Asia Pacific Pte Ltd。グループはこれまでにPanasonic Sales IndiaとPanasonic Automationの統合再編を完了している。グループは2009年を事業拡張の年とし、2010年には新規投資を予定、新工場も設ける。再編作業は2011年までに完了、これにより、コストが削減され、ブランド認知度も高められる。
PIPLの2008年売上げは2200クロー(US$4.26億)を記録、2009年は4300クロー(US$8.33億)を見込んでいる。