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2009-04-06 ArtNo.42103
◆アレヴァ、Nuclear Fuel Complexにウラン精鉱供給
【ハイデラバード】アンドラプラデシュ州Hyderabad拠点のNuclear Fuel Complex (NFC)は3月31日、フランス企業Areva NCから60トンのウラン精鉱の供給を受けた。
インディアン・エクスプレス、ヒンドゥー・ビジネス・ライン、ビジネス・スタンダード、デカン・ヘラルドが4月1/2日報じたところによると、NFCのR.N. Jayraj重役(CEO)は31日記者会見し以上の消息を語った。それによると、これはインド原子力局(DAE:Department of Atomic Energy)がアレヴァと結んだ300トンのウラン精鉱供給契約に基づくもので、4月末には残りの240トンの供給も行われる。NFC傘下の核燃料工場は同ウラニウム用いて各15キロの燃料集合体(fuel bundle)を約2万ユニット製造する。これらの燃料集合体は64万ユニットの電力を生産できる。
アレヴァの燃料供給は、NFCが『インド・米国原子力協定(Indo-US nuclear deal)』締結後に外部から燃料の供給を受けた最初のケースで、『インド・米国原子力協定』と米国の原子力法123条に基づくいわゆる『123協定(123 Agreement)』の調印、そして原子力供給国グループ(NSG:Nuclear Suppliers Group)による民生用核協ヘの承認を受けて、インドとフランスの間で結ばれた、核反応炉と核燃料の供給に関する二国間協定に基づくもの。
NFCはインド国内の全ての核反応炉に核燃料と主要部品を供給する任を負うており、目下のところ重水炉(pressurised heavy water reactor)15基と沸騰水型原子炉2基に燃料を供給している。
NFCは4月末までにロシアから120トンのウラン鉱の供給を受ける他、カザフスタンともウラニウムの輸入交渉を進めていると言う。
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