1995-12-07 ArtNo.4209
◆<星>経済開発局も蘇州タウンシップ事業に資本参加
【シンガポール】経済開発局(EDB)は蘇州工業団地の開発に資本参加するとともに、その国際ネットワークを通じマーケティングを引き受ける。
チャイナ・シンガポール・スーチョー(蘇州)インダストリアル・パーク・デベロプメントCo(CSSD)のリム・チーオン会長が5日催された1億米ドルの国際協調融資契約調印式の席上明らかにしたところによると、EDBは、CSSDに65%出資するシンガポール側企業連合のシンガポール蘇州タウンシップ・デベロップメントに参加する。リム会長は、EDBの参加は蘇州工業団地をサポートするシンガポール当局の決意を示すものと語った。一方、CSSDに35%出資する中国側の連合体にも来年1月までに大型国営企業7、8社が新たに加わわり開発が加速される。蘇州工業団地には、56社が合計18億8000万米ドルの投資を約束しており、新たに進出を決めた企業には、アライド・シグナル(航空・車両部品製造)、ブラック&デッカー(電動工具製造)、L'Orealコスメティクス(化粧品)、ビッカース(液圧システム製造)、住友ベークライトが含まれる。リム会長は、EDBの国際ネットワークを通じて更に多くのハイクオリティ、ハイテクノロジー、資本集約型の製造業を誘致したいとしている。(ST,BT,LZ:12/6)
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