【ニューデリー】大蔵省は中国から輸入されるアルミニウム製品と農業用化学品に保護関税を課した。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが3月26日報じたところによると、アルミ板材に対する21%と、アルミホイルに対する35%の暫定保護関税の有効期間は2009年10月8日まで。インド・アルミニウム協会(AAI:Aluminium Association of India)の陳情を受けた『保護措置/関税/中央消費税総局(Directorate General of Safeguards, Customs and Central Excise)』は、2009年2月に、中国から輸入される上記品目に暫定保護関税を課すよう提案していた。
大蔵省はまた中国から輸入されるジメトエート・テクニカル(Dimethoate Technical)に28%の暫定保護関税を課した。しかし関税定率法(Customs Tariff ACT)の下、途上国の認定を受けた中国以外の国から輸入されるジメトエート・テクニカルには課税されない。
ジメトエート・テクニカルは有機燐系接触性殺虫剤の製造原料として広く用いられており、インド国内では、Shivalik Rasayan Ltdがただ1社、同化学品を製造している。