2009-03-23 ArtNo.42059
◆Trivitron/Brandon Medical、合弁で医療用照明具製造
【チェンナイ】タミールナド州Chennai拠点の医療機器会社Trivitronは、英国企業Brandon Medical(BM)と、病院の手術室で用いるシャドーレス照明器具の製造を手がける合弁会社Brandon Trivitron Medical Technologies(BTMT)を設立した。
エコノミック・タイムズが3月19日報じたところによると、TrivitronとBMは合弁会社に51%と49%出資する。年商280クロー(US$5426万)のTrivitronは3年間の交渉の末、合弁にこぎ着けた。TrivitronのG S K Velu重役(MD)によると、同社がチェンナイ近郊Sriperumbadurに250クロー(US$4845万)を投じて開発中の25エーカーのメディカル・テクノロジー・パークに200万米ドルをかけて製造施設を設ける。新工場は当面70%のコンポーネントをインド国内で調達する。
BTMTが国内で製造するシャドーレス照明器具のコストは輸入品のそれを30~40%下回る。この種の照明具の国内市場は200クロー(US$3876万)以上と見積もられ、合弁会社は2年内に20%のシェア獲得を目指す。
インド国内に存在する手術室の内、国際感染症防止基準(international infection control norms)を満たしたものは全体の5%に満たない。ハロゲン照明具に替えてHD-LED照明具を用いることにより国内医療機関の水準を高めることができると言う。
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