2009-03-23 ArtNo.42058
◆Numeric Power Systems、ソーラ/LED市場開拓
【チェンナイ】タミールナド州Chennaiを拠点にする指導的無停電電源装置(UPS)製造業者Numeric Power Systems Ltd(NPSL)は20日、ソーラ・エネルギーおよび発光ダイオード(LED)事業に進出、商業運転を開始したと発表した。
エコノミック・タイムズとインディアン・エクスプレスが3月20/21日報じたところによると、NPSLは、2009-10年の予想年収500クロー(US$9689万)の85%をUPSの販売から、10%を関連サービスから、5%をソーラ発電施設の据え付けから、それぞれ得ることを目指している。NPSLのR Chellappan重役(MD)によると、これまでに国内で14件、海外で6件のソーラ発電プロジェクトを手がけ、同事業に1クロー(US$19万)を投資した。1件当たりの発電キャパシティーは3~5KW(キロワット)で、完全出資の新会社Numeric Solar Energy Pvt Ltdを通じてソーラ発電施設の据え付けを手がけている。
NSPLは独立電力供給業者(IPP)としてタミールナド州Coimbatore近郊Palladamに25クロー(US$484万)を投じ、初の1MWソーラ発電施設を建設する計画だ。同社は既に同地に1.5MWの風力発電施設を設け、電力をタミールナド電力局(TNEB:Tamil Nadu Electricity Board)に供給している。このため送電設備等のインフラは整っている。生産したソーラ電力は1kwh当たり15.15ルピーでTNEBに売却する。この内12ルピーは新・再生可能エネルギー省により補助される。
NPSLはチェンナイ市内に120万ルピー(US$2万3256)を投じて160平方フィートのLED照明ショールームを設けた。同ショールームには7~8KwのLED照明がなされている。
NPSLはタミールナド州に6カ所、ヒマチャルプラデシュ州に1カ所工場を設け1日8000KVA(キロボルトアンペア)、合計400のUPSを製造している。今年6月にはヒマチャルプラデシュ州に4000KVAの工場が完成、既存施設もアップグレードするため、1日当たりのキャパシティーは1万6000KVAに拡大する。従業員数は目下2200人と言う。
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