SEAnews 2009-03-13 ArtNo.42023

【ニューデリー】景気後退に伴う輸送需要の下降や金融ファシリティーの欠乏に祟られ、商用車の今年2月の販売台数は昨年同月の4万5478台から3万1069台に31.7％減少した。
ビジネス・スタンダード、インディアン・エクスプレス、ヒンドゥー・ビジネス・ライン、エコノミック・タイムズ、ザ・ヒンドゥー、デカン・ヘラルドが3月9／10日インド自動車製造業者協会(SIAM:Indian Automobile Manufacturers)の統計を引いて伝えたところによると、トラックの2月の販売台数は1万205台と、昨年同月比56％ダウン、バスの販売台数も同21％減の2798台にとどまった。
商用車販売は昨年9月以来下降線を辿り、消費税率が8％に引き下げられたにも関わらず、復調にはつながらなかった。こうした中でインド政府は1月に商用車の減価償却率を15％から50％に引き上げた。このため3月には商用車市場も復調に転じるものと期待されている。またジャワハルラル全国都市交通機関更新計画(Jawaharlal National Urban Renewal Mission)の下、1万5000台のバス新車の購入も計画されている。