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2009-03-13 ArtNo.42019
◆情報局、第三世代通信サービスの停止要求
【ニューデリー】国営電話会社2社Bharat Sanchar Nigam Ltd(BSNL)とMahanagar Telephone Nigam Ltd(MTNL)は、連邦情報局(IB:Intelligence Bureau )に通信記録をモニターするシステムが提供されるまで、第三世代(3G)通信サービスの提供を停止するよう求められた。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインとインディアン・エクスプレスが3月8/9日伝えたところによると、IBは電気通信局(DOT:Department of Telecom)に対して、BSNLはまだビデオ通信監視(monitoring video calls)システムを提供していないと通知した。BSNLとMTNLはDOTとの3月4日の会議の席上、3G通信の監視は可能と説明したが、DOTはこのほど、BSNLとMTNLに対し暫時第三世代通信サービスを停止するよう求めた。DOTがBSNL/MTNLに宛てた通知によれば、通話内容の監視ができない状況の下では、如何なるサービス・プロバイダーも3Gサービスを提供すべきでないと、IBは見ている。
MTNL幹部はこの点に関して、「DOTの通達には回答するが、3Gサービスは停止していない」と語った。それによると、高速のデータおよびビデオ交信を可能にする3Gサービスは、音声ベースの2Gサービスとは異なるが、依然として通信内容を監視することは可能である。しかしその種の監視システムを準備するのはIBの責任であり、プロバイダーの責任は関係装置の設置を認めることだけと言う。
BSNLはインド北部と東部の合計700都市において、北部では6月、東部では7月までに、それぞれ3Gサービスをスタートすると発表しており、ビジネス・スタンダードが6日報じたところでは、BSNLはこれらの地区の3Gサービスに2700クロー(US$5.23億)を投資する予定という。
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