【ニューデリー】大蔵省は3日、港湾開発2件、道路建設5件、合計7件、総額5220クロー(US$10.1162億)の公共民間協力(PPP:Public Private Partnership)プロジェクトを認可したと発表した。
エコノミック・タイムズとヒンドゥー・ビジネス・ラインが3月3/4日報じたところによると、大蔵省経済部(DEA:Department of Economic Affairs)のAshok Chawla次官を長とするPPP認証委員会(PPPAC:Public Private Partnership Approval Committee)は最近開かれた第23回会議の席上、海運局(Department of Shipping)と運輸道路局(Department of Road Transport and Highways)がそれぞれ管轄する7件のプロジェクトを承認した。これにより近く民間企業の参画を求める価格入札(financial bids)が募集される見通しだ。
5州にまたがる7件のプロジェクトとは:①グジャラート州Kandla/Kutch両港における多目的貨物埠頭の建設、見積もりコスト702クロー(US$1.36億)。②カルナタカ州New Mangalore港における鉄鉱石荷役施設の建設、見積もりコスト277.11クロー(US$5370万)。 ③ マハラシュトラ州Talegaon-Amravati間4車線道路の建設、見積もりコスト610.59クロー(US$1.18億)。④タミールナド州Dindigul-Theni間およびMumli-Theni間4車線道路の建設、見積もりコスト813クロー(US$1.576億)。⑤タミールナド州Dindivanam-Krishnagiri間4車線道路の建設、見積もりコスト1075クロー(US$2.08億)。⑥ビハール州Muzaffarpur-Sonbarsa間4車線道路の建設、見積もりコスト932.6クロー(US$1.81億)。⑦マハラシュトラ州Pune-Sholapur間4車線道路の建設、見積もりコスト809.85クロー(US$1.57億)。
この内道路プロジェクトは『全国幹線道路建設計画(NHDP:National Highways Development Projects)』第III期および第III-A期(phase III and III-A)工事に属している。
PPPACは2006年1月に発足して以来、これまでに101件、総額10万383.89クロー(US$194.54億)のプロジェクトを承認した。これらには幹線道路88件、空港2件、観光インフラ1件、鉄道1件が含まれている。