SEAnews 2009-03-06 ArtNo.42002

【ニューデリー】超臨界圧発電所の主要設備(ボイラー／タービン／発電機)およそ2万1000クロー(US$40.7億)と補完設備(石炭／アッシュ荷役設備等)1万5000クロー(US$29.07億)、合計3万6000クロー(US$69.77億)の入札が今月中に募集される見通しだ。
ビジネス・スタンダードが3月2日伝えたところによると、National Thermal Power Corporation (NTPC)の発電所プロジェクト7件とDamodar Valley Corporationのプロジェクト2件で、これらの発電施設は各660MW(ﾒｶﾞﾜｯﾄ)のユニットから成り、国内に製造設備を有するサプライヤーのみが入札できる。これらの業者には国営重電機会社Bharat Heavy Electricals Ltd (BHEL)、三菱重工業と提携したLarsen & Toubro(L&T)、東芝と合弁を組んだJSW、仏AlstomとBharat Forgeのチーム、GB EngineeringとAnsaldorの合弁チームが含まれる。BHELは既に1万MWの設備能力を有し、今年末までに1万5000MWにキャパシティーを拡大する。他のプレーヤーの製造施設は目下準備の段階にある。
一番札(L1)を入れた業者の他、二番札(L2)と三番札(L3)を入れた業者にも、L1と同じ価格条件を認めるなら、契約の一部が分割発注される。
この種のバルクオーダー方式がなされるのは今回初めてのことだが、結果が良ければ、より大型な800MWユニットの入札も募集されると言う。