【アーマダバード】Indian Institute of Managementアーマダバード校が催した校内求人求職会の初日には、僅か10社がインドで最も優秀な学生にたった20のポストをオファーしたにとどまった。
インディアン・エクスプレスが2月26日報じたところによると、昨年は30社近くが90以上のポストをオファー、最高年俸は1440万ルピー(US$29万5384)にのぼったが、今年の最高額は250万ルピー(US$5万1282)に満たなかったようだ。例年校内求人会の初日は、詰め掛けた企業の代表で会場が一杯になるが、この日の状況は全く異なった。職員や学生は世界的な景気後退の影響を予想していたものの、訪れた企業が余りに少なかったため、2007年MBAクラスの250人の学生はただ唖然とするのみだった。担当職員の一人はこうした状況を「IIMAはパニックに陥った」と形容した。この日訪れた企業にはMcKinsey、Booz Allen Hamilton、L&T、Delight Engineeringも含まれていたが、平均給与は昨年を25~30%下回る見通しと言う。