1995-12-06 ArtNo.4199
◆<星>証取、外国銘柄取引カウンターを新設:蔵相
【シンガポール】シンガポール証券取引所(SES)は外国銘柄及びインフラ関連銘柄専門の取引カウンターを設置する。
リチャード・フー蔵相が4日催された国際ファンド・マネージメントに関する会議で明らかにしたところによると、インフラ事業に関しては、シンガポール企業が海外で手掛けるものも含まれ、上場条件として3年間の収益記録は要求されない。しかしながら合理的な投資収益率とキャッシュ・フローが専門家により保証されねばならない。この他プロジェクト・コスト、プロジェクトの期間、払込資本、出資率、プロモーターの経験等に関する条件が設けられる。
インフラ事業以外の外国銘柄については、1~2年間一定額の利益が計上されていれば、上場申請が認められる。しかし外貨建ての上場が義務づけられ、取引単位は2000米ドル(もしくは他の外貨による同等額)以上でなければならない。
また外国銘柄専門カウンターの取引を促進するため、外国銘柄専門の株価指数や米ドル小切手による清算方式が導入されるという。(SES,BT,LZ:12/5)
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