NNNNNNNNNNNNNNNN
SEAnews SEA Research, BLK 758 Yishun Street 72 #09-444 Singapore 760758
India Front Line Report
SEAnews Issue:monthly
tel:65-87221054
NNNNNNNNNNNNNNN
2009-03-02 ArtNo.41987
◆放射能汚染でUS$230億鉄鋼製品輸出に陰影
【コルカタ】インド製鉄鋼製品から放射能が検知されたことから230億米ドルのエンジニアリング製品輸出が窮地に立たされている。
ビジネス・スタンダードとヒンドゥー・ビジネス・ラインが2月25/26日報じたところによると、ドイツ当局はインド製鍛造品/鋳造品/その他のスチール製品が収められたコンテナから高濃度のコバルト60が検出されたとして、インドからの輸入を実質的にストップした。昨年8月の段階で既に放射能を検知していたドイツ当局が、今になって輸入規制を敷いたのは、非関税障壁とインド側は見る一方、景気後退が深刻化する中で、他の欧州諸国が自国産業を保護するためドイツに倣って輸入を制限するなら、欧州市場から完全に閉め出されると危機感を高めている。
インドは年間330億米ドルのエンジニアリング製品を輸出、内70%が欧州市場に向けられている。
これ以前にも、昨年フランスの核安全局(Nuclear Safety Authority)がインドの原子力監督局(AERB:Atomic Energy Regulatory Board)にエレベーターのスイッチからコバルト60の放射性反応が検知されたと通知した。同製品を輸出したマハラシュトラ州Mumbai拠点の鍛造会社は、直ちに対策を講じ、AERBから安全性を認める証明書を取得した経緯がある。
工学品輸出振興委員会(EEPC:Engineering Export Promotion Council)のSuranjan Gupta氏(Senior Joint Director)は、「汚染源は輸入スクラップで、地元エンジニアリング業界は放射能検知器を導入し、汚染原料の除去に努めている。インド港湾当局は早急に放射能汚染スクラップの検査態勢を整える必要がある」と指摘した。EEPCのPankaj Chadha西部地区議長によると、1月の欧州向け輸出は約33%減少しており、今後減少幅が50%に達する恐れがあると言う。
[Your Comments / Unsubscribe]/[您的意见/退订]/[ご意見/配信停止]
Please do not directly reply to the e-mail address which is used for delivering the newsletter.
请别用递送新闻的邮件地址而直接回信。
メールをお届けした送信専用アドレスには返信しないで下さい。
SEAnews 掲載記事の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。
Copyright 2003 SEAnews® All rights reserved. No reproduction or republication without written permission.