2009-02-11 ArtNo.41923
◆Posco、マハラシュトラ州にUS$10億加工施設
【ムンバイ】韓国の製鉄会社Poscoは、マハラシュトラ州Raigad県Vile Bhagad工業区に10億米ドルを投じて鋼材加工施設を設ける計画だ。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが2月6日、州政府筋の消息として報じたところによると、輸入鋼材を加工し、地元顧客に供給する計画で、原料の搬入と製品の搬出はVile Bhagad工業区に隣接したDighi港を利用する。マハラシュトラ州工業開発公社(MIDC:Maharashtra Industrial Development Corporation-run)が用地の確保に乗り出しており、プロジェクトは段階的に進められる。
Poscoは、DighiとVile Bhagadを結ぶ道路やよく整備された周辺の工業インフラに注目、同地を候補地に選んだようだ。公共事業局(Public Works Department)はDighiに通じる3本の道路の拡張工事を指示されている。DighiはDelhi-Mumbai産業大動脈の領域に含まれており、Konkan Railwayとの接続も計画されている。
問題点は上水道の水源に近いこと。州政府とMIDCは、このためPoscoと、工場排水の処理問題を協議している。
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