2009-02-11 ArtNo.41922
◆Essar、カルナタカ州に600万トン製鉄所建設
【ムンバイ】Ruia一族に率いられるEssar Steel Ltd(ESL)は、2015年までに年産能力を2500万トンに拡張する長期計画の一環として、1万7760クロー(US$35.52億)を投じ、カルナタカ州に年産600万トンの新製鉄所を建設する。
エコノミック・タイムズとビジネス・スタンダードが2月6/7日伝えたところによると、ESLスポークスパースンはこのほど以上の計画を明らかにした。それによると、カルナタカ州政府は既にBagalkot地区に製鉄所を設けることを承認している。第1期計画では年産300万トンの設備が設けられ、第2期計画で年産能力を2倍に拡張する。第1期計画ではペレット製造施設とコークス炉も設けられる。同社は原料の安定供給を確保するため、州政府に鉄鉱山のリースを申請している。
ESLは長期事業拡張計画の下、グジャラート州Haziraの鉄鋼プラントの年産能力を現在の460万トンから900万トンに拡張、オリッサ州Paradeepに2期に分けて年産600万トンの総合鉄鋼プラントを建設する。ESLはチャッティースガル州Bailadillaに年産800万トンの選鉱施設を、アンドラプラデシュ州Visakhapatanamに年産800万トンのペレット製造施設を、擁する。
カナダには400万トン年産能力を有するEssar Steel Algomaを、インドネシアには年産40万トンの冷間圧延施設を保持するPT Essar Indonesiaを、それぞれ擁し、米国の系列会社Minnesota Steelは16億5000万米ドルを投じて年産250万トンの総合鉄鋼プラントを建設する計画を進めている。
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