【バンガロール】シンガポール拠点のAll Green Energy Pvt Ltd(AGEPL)は今後3年間に500クロー(US$1億)を投じ、インド国内10カ所にバイオマス再生可能エネルギー施設を設ける計画だ。
インディアン・エクスプレスが1月31日伝えたところによると、AGEPLの現地子会社All Green Energy India(AGEI)のKamlesh Tejwani会長兼CEOはこのほど以上の計画を明らかにした。それによるとプロジェクトの負債/自己資本比率は70:30で、同社は目下地元銀行やプライベート・エクイティー・ファンドと関係交渉を進めている。
2009年第1四半期中にタミールナド州/カルナタカ州/マドヤプラデシュ州に各1カ所、合計3つのプラントを設ける計画に着手する。各プロジェクトの投資額は50クロー(US$1000万)で、2010年3月までの稼働を目指す。残りの7つのプラントも向こう2~3年内に完成させる。
各プラントのキャパシティーは6.5MW(メガワット)で、バイオマスの供給源と送電網の近接地に設ける。各プラントは年間5万トンのバイオマスを必要とする。このためAGEIは既にタバコ会社ITC Ltdの農業ビジネス部門とバイオマスの調達に関わる覚書も交換したと言う。