2009-02-04 ArtNo.41904
◆IT大手、US$40億準備金を国営銀行口座に移動
【ムンバイ】インドの4大ソフトウェア輸出会社-Tata Consultancy Services (TCS)/Infosys Technologies Ltd(ITL)/Wipro Ltd(WL)/HCL Technologies-は、世界的な金融危機やSatyam Computer Services Ltd(SCSL)の帳簿粉飾事件の影響を配慮した後、40億米ドル以上の現金準備の大部分を公共部門銀行口座に移動した。
ビジネス・スタンダードが2月2日伝えたところによると、SCL事件後、多くのIT企業が続々その現金準備の所在を公表している。上記地場4大IT企業は2008年12月31日時点で約2万クロー(US$40億)の現金準備を擁していた。ITLが最高の9686クロー(US$19.37億)で、以下WL5855クロー(US$11.71億)、TCS2163クロー(US$4.33億)、HCL2033クロー(US$4.07億)と続く。
ITLの場合、2000クローをState Bank of Indiaに、1000クローをHousing Development Finance Corporation(HDFC)に、260クローをHDFC bankに、それぞれ預けている。同社は最近、Axis Bank(250クロー)/ICICI Banks(990クロー)/Housing Development Finance Corporation(HDFC190クロー)等の民間銀行から預金を上記の公共部門銀行に移した。同社幹部も、金融ポートフォリオの67%を国営銀行に保管していることを確認している。
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