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2009-02-02 ArtNo.41890
◆自動車業界、BS-IV基準導入準備に拍車
【プネー】自動車業界は2010年4月までに発効するBharat Stage-IV(BS-IV)排ガス基準をクリアするための準備に拍車をかけている。BS-IVの下、圧縮天然ガス(CNG)とディーゼル油の排ガス基準は同レベルに設定される。
エコノミック・タイムズが1月29日、インド自動車製造業者協会(SIAM:Society of Indian Automobile Manufacturers)のPawan Goenka会頭およびDilip Chenoy理事の言を引用し伝えたところによると、インド自動車産業の排ガス基準は欧米に比べ4~6年遅れている。しかし欧米の経験を学ぶ上からは1年ほど遅れて進むのが理想と言える。欧州がEuro II/III排ガス基準を導入した時、欧州自動車業界は同基準を満たすため莫大な資金を費やしたが、インドは大きなコストをかけることなく最適化されたエンジンを導入することができた。
インドにおける大気汚染の80%は車齢8年以上の自動車によるもののため、SIAMは各州政府と協力して、車齢15年以上の全ての車両を廃棄するこれまでの方式に替えて、車齢と走行距離が基準を超えたバスを段階的に廃棄する方式を研究している。
排気ガスの検査に関しては3つの研究が進められている。第1はインド車両検査協会(ARAI:Automotive Research Association of India)が進める起源解析調査(source apportionment study)。汚染の起源とその解決策に照準を合わせたもので、間もなく結果が明らかにされる。第2はTata Energy Research Institute(TERI)とトヨタがカルナタカ州Bangaloreで進めているディーゼル油の健康に対する影響調査、第3はナノ粒子とCNGに関する調査。
SIAMは、マハラシュトラ州Pune拠点のEmitec社が手がけるバスに排気ガスを抑制する装置を取り付ける改造プロジェクトも支援している。
Cummins IndiaのArun Ramachandran副社長によると、排気ガスを抑制する装置は一般に4つの主要な汚染源の1つか2つ、例えば煤煙と微粒子等を抑制するに過ぎない。加えて定期的な保守が必要で、公共交通機関が採用するならコストが嵩み、政府補助が必要になる。Cummins IndiaのCraig Barnes技術主任(CTO)によると、同社は既に中国で2.8リッターと3.8リッターのディーゼル・エンジンを製造しており、間もなくインド市場にも紹介すると言う。
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