【ムンバイ】地元の土木建設会社Larsen & Toubro (L&T)は、国防研究開発機構(DRDO:Defence Research and Development Organisation)により開発された武器の商業生産コンセプトを研究する施設を設けることを検討している。
エコノミック・タイムズが1月22日報じたところによると、L&TのM V Kotwal取締役はこのほどPTI通信に以上の計画を語った。それによると、同社はDRDOと重複した研究施設を設けるのではなく、DRDOを補完する施設を設けることを望んでいる。L&TはDRDOが開発した技術の応用研究を専ら手がける。膨大な研究施設と研究スタッフを擁するDRDOが、応用研究に時間と労力を費やすことなく、まだインドが保持せぬ先端技術の開発に専心するなら大きな役割を演じることができる。DRDOはフロント・エンドに力を集中すべきである。フロント・エンドの技術開発には膨大な投資が必要とされ、DRDOはそれを保持している。L&Tはこうした技術の応用研究を引き受ける。投資の準備はできており、政府の承認さえ得られるなら計画に着手すると言う。