【コルカタ】国営重電機会社Bharat Heavy Electricals Ltd(BHEL)は、暫時核反応炉製造計画を棚上げし、政府が関係政策の詳細を発表するのを待つ方針を決めた。
エコノミック・タイムズが1月19日報じたところによると、BHELのK Ravi Kumar会長兼MDは同紙に以上の消息を語った。
それによると、BHELはこれまで少なからぬ外国企業と核反応炉製造合弁交渉を進めて来たが、同計画の実行は見合わせる。
核発電施設は、核反応炉を用いて熱を発生させるプロセスと、同熱を用いて蒸気を発生させ電力を生産するプロセスの2部分から成る。
従来型の技術を用いてタービンや発電機を製造する後者のプロセスに関わる事業は続ける。したがってNuclear Power Corporation of India (NPCIL)との合弁計画は実行に移し、第3の外国パートナーと手を組むことも検討する。しかし、核反応炉の製造に関しては、政府の政策の詳細を知る必要があると言う。