【ニューデリー】インド全国の運輸業者が参加し、8日間に及んだゼネストが12日、終結した。全インド自動車輸送会議(ATMTC:All India Motor Transport Congress)と運輸省は、州政府の代表も交えて運輸業者が直面する問題の解決策を協議することで合意した。
エコノミック・タイムズ、ヒンドゥー・ビジネス・ライン、ザ・ヒンドゥー、デカン・ヘラルド、ビジネス・スタンダードが1月12/13日伝えたところによると、政府は逮捕した組合幹部を一両日中に釈放することを認めた。
運輸業者が求める全国共通の免許制度や車両税等の問題に関しては、政府は専門委員会を設けて検討することを約束した。これは中央政府のT.R. Baalu運輸相が州政府と協議した後、ATMTCに提案したもの。ディーゼル油価格を1リッター当たり10ルピー値下げする問題に関しては、最高当局の判断に委ねられる。一部の運輸業者に対して発行されたサービス税通知の廃止やトラック運賃からの源泉徴収制度の廃止に関しては、関係省庁の検討に委ねられると言う。