2009-01-07 ArtNo.41812
◆Rourkela Steel Plant、拡張計画実行
【ブーバネスワル】国営Steel Authority of India Ltd (SAIL)がオリッサ州に設けたRourkela Steel Plant (RSP)は世界的景気後退にも関わらず大規模な設備拡張計画を実行に移す方針を決めた。
インディアン・エクスプレスが1月2日報じたところによると、RSPのSN Singh重役(MD)は1日、以上の方針を明らかにした。それによると熔銑(hot metal)の年産能力を450万トンに、粗鋼(crude steel)のそれを420万トンに、販売可能な鉄鋼製品(saleable steel)のそれを390万トンに、それぞれ2倍以上に拡大する。増設される設備には、国内最大規模の高炉1基、焼結炉(sinter plant)1基、57窯を擁する高さ70メートルのコークス炉(coke oven battery)が含まれる。
RSPのカレンダーイヤー2008年通年の各種製品の生産量は、熔銑が前年比5.2%増の230万トン、粗鋼が同6.5%増の210万トンで、以下、鋼板48万トン、高周波電気抵抗溶接(ERW:electric resistance welded)鋼管4万6000トン、亜鉛メッキ鋼10万トン、錫メッキ鋼板(ETP:Electrolytic Tin Plates)1万7000トンと言う。
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