2009-01-07 ArtNo.41810
◆タカタ、Anand Automotive Systemと合弁契約
【ニューデリー】自動車安全装置メーカー、タカタ株式会社は、地元企業Anand Automotive Systems Ltd(AASL)と合弁会社を設け、インド国内でエアバッグ、シート・ベルト、ハンドル等の安全装置を製造、国内市場に供給する。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインとエコノミック・タイムズが1月6日報じたところによると、AASLのDeepak Chopra重役(MD)はこのほど以上の消息を語った。それによると、合弁会社Takata India Pvt Ltd(TIPL)は230クロー(US$4600万)前後を投じデリー近郊Neemranaにプラントを設ける。またタミールナド州Chennaiにも別に製造施設を設ける計画だ。出資率は未定だが、タカタが支配権益を握る。
これ以前にAbhishek Auto Industries(AAI)と70:30の合弁会社を設け、自動車用安全装置の製造を手がけていたタカタは、2007年6月に外国投資促進局(FIPB)から完全出資子会社を設ける認可を得、Takata Indiaを設立した。タカタはその後、ホンダ向けにある種のパーツの製造を手がけるとともに、過去1年あまり新合弁パートナーを物色していた。タカタは16カ国に46の製造拠点を設け、3万4000人以上を雇用している。
一方、年商3000クロー(US$6億)のAASLは、傘下にグループ企業18社を擁し、専門職7500人を雇用、ショックアブソーバー、ストラッツ、フロント・フォーク、エンジン・ベアリング、ファイルター、ピストン・リング、ガスケット、車軸、プロペラシャフト等の製造を手がけている。
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