2009-01-07 ArtNo.41802
◆中央銀行、基準金利再度引き下げ、2千億ルピー注入
【ニューデリー】インフレの沈静化に励まされ、中央銀行Reserve Bank of India(RBI)は2日、産業界に十分な低利資金を供給するため、過去3ヶ月来4度目となる基準金利の引き下げを実行、2000億ルピー(US$4億)を国内金融システムに注入した。
インディアン・エクスプレス、ヒンドゥー・ビジネス・ライン、エコノミック・タイムズ、ビジネス・スタンダード、デカン・ヘラルドが1月2/3日報じたところによると、中央銀行は、政府の第2次景気刺激措置(second stimulus package)の発表と時を同じくして、短期貸出金利の指標とされるレポレート(repo rate)を6.5%から5.5%に、政策金利(reverse repo rate)を5%から4%に、各100ベイシス・ポイント即日引き下げ、さらに1月17日に支払準備率(CRR:cash reserve ratio)を5.5%から5%に50ベイシス・ポイント引き下げると発表した。CRRの引き下げにより金融市場に2万クローの新資金が注入される。
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