2008-12-24 ArtNo.41794
◆第3四半期のクライアントPC出荷台数1.7%増加
【ニューデリー】インドにおける今年第3四半期(2008/7-9)のクライアントPC出荷台数は226万台と、昨年同期に比べ僅か1.7%の成長にとどまった。
ビジネス・スタンダード、エコノミック・タイムズ、デカン・ヘラルドが12月24/25日市場調査会社IDCの発表を引用し伝えたところによると、第3四半期のデスクトップPCの出荷台数は昨年同期の171万台から156万3000台に8.9%ダウン、ノートブックPCのそれは同50万台から70万台に37.8%増加した。
クライアントPC市場全体における各社の市場シェアは、Hewlett-Packar(HP)が19.7%でトップ、以下HCL9.8%、Dell9.6%と続き、トップ5社のシェアが昨年同期の47.2%から56%に拡大した。デスクトップPC市場に限ってもHPのシェアがトップで、以下HCL、Acerの順。ノートブックPC市場については、HP、Dell、Acerの順だった。
第3四半期には、PCの大企業向け販売台数が13%ダウンしたのに対し、中小企業向けは3%、家庭向けは16%、それぞれ増加した。
年初9ヶ月(2008/1-9)のクライアントPC出荷台数は643万台と、昨年同期比6.4%の成長を記録した。内デスクトップPCは昨年同期比5.7%減の456万台、ノートブックPCは同54.5%増の187万台を記録した。
インディアン・エクスプレスが23日、やはりIDCのデータを引用し報じたところによると、x86サーバーの第3四半期の出荷台数は7.3%増加、HPが昨年同期比36.8%増の3万7400台でトップを占め、市場シェアは33.9%だった。
|