2008-12-24 ArtNo.41792
◆Nalco、ラスアルハイマとインドネシアに精錬所建設
【ブーバネスワル】公共部門のアルミ大手National Aluminium Company Ltd(Nalco)は20日、アラブ首長国連邦のラス・アル・ハイマ投資局(RAKIA:Ras Al Khaimah Investment Authority)子会社Rak Minerals and Metals Investments (RMMI)と、インドネシアで1万4000クロー(US$28億)のプロジェクトを進める合弁契約を結んだ。
ビジネス・スタンダード、ザ・ヒンドゥー、ヒンドゥー・ビジネス・ラインが12月21/23日伝えたところによると、NALCOは今年1月にインドネシア政府と、年産50万トンのアルミニウム精錬施設と1250MW(メガワット)のキャプティブ発電施設を設ける1万4000クローの投資計画覚書を結んでおり、RMMIは同プロジェクトに24%出資する。RMMIは港湾と鉄道の建設を引き受け、NALCOはアルミ精錬施設と発電所の建設を手がける。NALCOのアルミニウム精錬所は、RMMIが南スマトラに設ける輸送インフラの恩恵を享受でき、相互補完関係が形成される。両社はインドネシアの他の地域でも同様の合弁事業を手がけるため、候補地を物色していると言う。
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