SEAnews 2008-12-22 ArtNo.41780

【ニューデリー】インドの指導的不動産開発業者Parsvnath Developers Ltd(PDL)は、金融危機に伴う資金難から全国各地で進める特別経済区(SEZ)計画12件を棚上げした。
ビジネス・スタンダードが12月19日報じたところによると、PDLのPradeep Jain会長はPTI通信に以上の消息を語った。それによるとPDL傘下のParsvnath SEZは、合計17件、販売可能面積3億6700万平方フィートのSEZプロジェクトを手がけて来たが、既に土地の買収を完了した5件を除く、12件のSEZプロジェクトの実行を暫時停止する方針を決めた。
これらのプロジェクトは多目的SEZの他、製薬、宝飾品、情報技術(IT)／IT対応サービス(ITES)、バイオテクノロジー、手工芸、皮革、食品加工、自動車等の業種に関係している。続行を決めた5件は、ハリヤナ州Gurgaon／マドヤプラデシュ州Indore／ウタランチャル州Dehradun／アンドラプラデシュ州Hyderabad／ケララ州Kochiに位置している。銀行界は、金融危機発生後、不動産プロジェクトに対する新規融資をほとんどストップしたと言う。