2008-12-17 ArtNo.41776
◆ナクサル、チャッティースガル州の通信/電力施設破壊
【ライプル】左派のゲリラ組織Naxalは13日夜、チャッティースガル州Kanker県内陸部の電話交換施設と通信塔を破壊、送電線を切断した。
ビジネス・スタンダードが12月16日報じたところによると、毛沢東主義グループの重装備の一隊100人ほどが州都Raipurから300キロの森林地帯に位置するKapsi村に出現、 Z民を一カ所に集合させた後、国営電話会社Bharat Sanchar Nigam Ltd (BSNL)の電話交換施設とReliance Communications (R-Com)の通信タワーに放火した。その後さらに33kvの送電線の上に2本の木を切り倒し、送電を停止させた。この結果、携帯電話契約者1000人以上と固定電話契約者200世帯以上が通信不能になり、300ヶ村が停電した。
ゲリラは3時間ほど破壊活動を続けた後、森林の中に姿を消したが、当局が通報を受けたのは15日夜だった。電力供給はすでに回復したものの、通信回線復旧の目処は立っていない。BSNLもR-Comも被害の状況や損害額に関してコメントを控えている。
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