2008-12-17 ArtNo.41769
◆NTPC/BHEL、発電設備会社の増資準備
【ニューデリー】国営企業2社National Thermal Power Corporation(NTPC)とBharat Heavy Electricals Ltd(BHEL)は、最近設立した発電設備の製造や関連工事を手がける合弁会社NTPC-Bhel Power Projects Pvt Ltd (NBPPL)をキックスタートさせるため、NBPPLの授権資本を5クロー(US$100万)から750クロー(US$1.5億)に拡張する。
エコノミック・タイムズが12月13日伝えたところによると、電力省から合弁事業を早期に離陸させるよう督励されたNTPCとBHELは、目下2.5クロー(US$50万)づつ出資している両社の持ち分を各100クロー(US$2000万)に拡大するとともに、新規出資者から別に300クロー(US$6000万)を調達、さらに金融機関から600クロー(US$1.2億)を借り入れる計画だ。BHEL幹部によると、既にICICI Venture、Larsen & Toubro、Infrastructure Leasing & Financial Services Limited (IL&FS)に合計50%の出資を求めている。
NBPPL取締役会は2014-15年までに年間5000MW(メガワット)の製造能力を備えることを目指しており、第1期計画として1200クロー(US$2.4億)を投資することを決めている。合弁会社のコンサルタントを務めるIndustrial Finance Corporation of India (IFCI)は、1402クロー(US$2.80億)までの投資は採算性が見込めると報告している。このため民間の潜在パートナーとの交渉を間もなく開始する。NBPPLは向こう5年間には6000クロー(US$12億)近くを投資することになる。
NBPPLは両親会社に早急にEPC(engineering, procurement, construction)契約2件を同社に発注するよう求めており、BHELはOil & Natural Gas Corporation Ltd(ONGC)から手に入れた750MWの発電所建設ターンキー契約をNBPPLに委ねる方針で、NTPCはウッタルプラデシュ州ShaktinagarもしくはVindhyachalにおけるプロジェクトをNBPPLに任せる計画と言う。
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