2008-12-15 ArtNo.41764
◆FMCG産業、2008年も25%の成長実現:Assocham
【ニューデリー】インドのFMCG(fast moving consumer goods)業界は、世界的な景気後退にも関わらず、2008年には250億米ドルの年間売上げを実現し、2007年の200億米ドルに比べ25%の成長を遂げる見通しだ。
エコノミック・タイムズが12月10日伝えたところによると、インド商工会議所協会(Assocham:Associated Chambers of Commerce and Industry of India)はこの日以上の見通しを発表した。同報告は、Hindustan Unilever/Godrej/Dabur/ITC/Johnson and Johnson/Procter and Gamble/Reckitt and Benckiser/Parley/Britannia/Nestle等の主要FMCG企業から提出されたデータに基づいている。
報告書によると、FMCGの農村部における売上げだけで、今月末までに昨年の30億米ドルから50億米ドルに拡大するものと見られる。農村部におけるFMCGの販売の伸びは、都市部を上回っている。農村部におけるFMCGの売上げ拡大は、冷蔵庫/テレビ/電気製品等の普及と密接に関連している。農村は今やテレビ/扇風機/圧力釜/自転車/洗濯石鹸/ブレード/茶/塩/歯磨きの売上げの半ばを占めていると言う。
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