2008-12-03 ArtNo.41727
◆ミタル、Vizag石油精製石化合弁事業への投資棚上げ
【ニューデリー】鉄鋼王LN Mittal氏傘下のMittal Energy Investments(MEI)はアンドラプラデシュ州Visakhapatnam(Vizag)における100億米ドルの石油精製及び石油化学合弁事業への投資を暫時棚上げする方針を決めた。
エコノミック・タイムズとビジネス・スタンダードが11月28日伝えたところによると、Hindustan Petroleum Corp Ltd(HPCL)のArun Balakrishnan会長はこのほど以上の消息を語った。それによると、MEIは、プロジェクトの実行をスローダウンもしくは暫時停止したい意向を表明した。
VizagプロジェクトはHPCL/MEI/フランスの石油メジャーTotal SA/Oil India/GAIL Indiaの5社が合弁で進めるもので、年間原油処理能力1500万トンの製油所と石油化学コンプレックスの建設が計画されている。
しかしながら金融危機で170億英ポンドの損失を被ったとされるミタル氏は、パンジャブ州BhatindaにHPCLと合弁で1万8919クロー(US$37.84億)を投じて年間原油処理能力900万トンの製油所を設ける計画は続行する方針と言う。
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