2008-12-01 ArtNo.41711
◆スズキ、二輪車合弁会社パートナーの持ち分買収検討
【ニューデリー】スズキは、二輪車合弁会社Suzuki Motorcycle India Pvt Ltd(SMIPL)の地元パートナー持ち分買い取りを検討しており、今年度内にも実行に移される可能性がある。
ヒンドゥー・ビジネス・ライン、エコノミック・タイムズ、ビジネス・スタンダードが11月26/27日報じたところによると、スズキがSMIPLのパートナー持ち分を買い取る可能性を地元メディアから問われたSMIPLのKatsumi Takata重役(MD補)は、関係交渉が行われていることを確認した。
SMIPLはスズキとSMIPLのマネージング・ディレクター(MD)を務めるSatya Sheel氏の74:26の出資率で設立されたが、その後の増資でSheel氏の持ち分は縮小したものと見られ、消息筋によると、今会計年度中にもスズキが全持ち分を手にする可能性が存在する。しかしタナカ氏も、現在中国に出張中のSheel氏もこの点に関してはコメントを控えた。
SMIPLはこれまでに400クロー(US$8247万)を投資しており、2010年までにさらに150クロー(US$3093万)を追加投資する計画だ。スズキは2000年に合弁会社TVS Suzuki Ltd(現在のTVS Motor Coの前身)から手を引いた後、SMIPLを設立、2006年にインド二輪車市場に復帰した。
ヒンドゥー・ビジネス・ライン、エコノミック・タイムズ、ビジネス・スタンダード、ザ・ヒンドゥーが26/27日伝えたところでは、スズキはこの日、ハイパー・スポーツ・バイク2モデル、1340ccエンジン搭載のHayabusaと1783cc V-twinエンジン搭載のIntruder M1800Rをお披露目した。両モデルの店頭価格(ex-showroom Delhi)は何れも125万ルピー(US$2万5773)、Delhi/Bangalore/Hyderabad/Chennai/Pune/Mumbai/Ahmedabadで発売される。
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