【ニューデリー】インド政府は12月24日に州議会選挙が完了した後、ガソリンとディーゼル油の価格を引き下げる見通しだ。
インディアン・エクスプレスが11月25日伝えたところによると、Murli Deora石油相は25日以上の見通しを明らかにした。それによると、原油の国際価格が下降する中、国内燃料価格も引き下げられるべきだと言う期待が存在し、同相自身そう考えている。現在の国際価格からすれば、11月の最初の2週間に国営石油会社はガソリンの販売で1日16クロー(US$330万)、ディーゼル油については同5クロー(US$103万)の利益を得た計算になる。しかし灯油に関してはリッター当たり22.40ルピー、家庭用液化石油ガス(LPG)については1ボンベ当たり343.49ルピーの損失を依然被っている。
石油省のR S Pandey次官によると、国営石油会社がこれまでに被った1万4000クロー(US$28.87億)の損失と、今会計年度の燃料売上げ中11万クロー(US$226.80億)が未回収になっていることも配慮する必要がある。石油省は経済問題閣僚委員会(CCEA:Cabinet Committee on Economic Affairs)に、こうした点も配慮した提言を行うと言う。