SEAnews 2008-11-26 ArtNo.41695

【ムンバイ】Tata Motors Ltd(TML)はジャールカンド州Jamshedpurの大型商用車工場の操業を11月25－29日の間停止する方針を決めた。TMLはこれ以前に同工場の操業を11月6－8日の3日間、またマハラシュトラ州Puneとウッタルプラデシュ州Lucknowの商用車工場の操業を1週間、それぞれ停止している。
ヒンドゥー・ビジネス・ライン、インディアン・エクスプレス、ビジネス・スタンダード、ザ・ヒンドゥーが11月23／24日、同社のステートメントを引用し伝えたところによると、金融ファシリティーの欠如と高金利に祟られ商用車の需要が減退しており、不必要な完成品在庫の増大を回避するため、操業を停止する方針を決めたと言う。
観測筋は12月にも同様の調整策が講じられるものと予想しているが、TMLスポークスマンはそのような方針は今のところ決まっていないと語った。
またピックアップ車Aceの製造を手がけているウタラーカンド州Pantnagarの新工場は正常通り操業しており、待望の10万ルピー・カーNanoの同工場からの出荷も間もなく開始されると言う。