【ニューデリー】指導的風力発電設備メーカー、Suzlon Energy Ltd(SEL)は、ソーラ・エネルギー領域に進出する計画だ。
ザ・ヒンドゥーが11月18日伝えたところによると、SELのTulsi R. Tanti会長兼MDは、インド経済首脳会議(India Economic Summit)の会場で記者団に以上の計画を語った。それによると、1MW(メガワット)のソーラ発電には僅か10エーカーの用地で足り、SELは既にラジャスタン州とグジャラート州の候補地を選定済みと言う。
マハラシュトラ州Pune拠点のSELは世界的に5位、アジアでは最大の風力発電設備会社で、2万5000MW、額にして1万5000クロー(US$30.93億)の手持ち契約を有する。Puducherry連邦直轄地/グジャラート州Daman/同州Bhuj/同州Gandhidhamを初めとする国内の複数の地点の他、中国、ドイツ、ベルギーに製造拠点を有する。
世界的に景気が後退する中、同社はタワー製造施設の建設計画を棚上げし、今会計年度の新規雇用も見合わせた。これに伴い669クロー(US$1.38億)の資本支出が削減されたと言う。