SEAnews 2008-11-19 ArtNo.41678

【ニューデリー】Wockhardtグループは今後3年間に1000クロー(US$2.06億)を投じ、保健ビジネスの基礎設備を拡張する。
ビジネス・スタンダードとエコノミック・タイムズが11月16日伝えたところによると、World Economic Forumが主催した『インド経済首脳会議(India Economic Summit)』の会場でWockhardtのHabil Khorakiwala会長は以上の計画を明らかにした。それによると、現在合計1500床の15病院を経営しているが、これを3年内に4000床に拡大する。必要資金は私募を通じて調達する。関係交渉はかなり進んだ段階にあり、3～4ヶ月で合意に達する見通しだ。金融危機の影響は限られており、保健ビジネスは最も影響の小さい業界の1つと言える。買収合併(M&A)活動は影響を受けるものの、資金調達難には直面していない。Wockhardtは今年も20％の成長が見込まれ、短期的に同成長率を維持できる見通しだ。
製薬／ヘルスケア・ビジネスを手がけるWockhardtグループは米国において約50件の認可申請を行っており、これらは向こう18ヶ月から2年内に認可されるものと見られる。このため米国ビジネスも今後良好な成長が望めると言う。