2008-11-12 ArtNo.41656
◆ITスタッフの新規雇用/昇給率下降:NASSCOM
【チャンディガル】情報技術/情報技術対応サービス(IT/ITeS)産業の今会計年度の新規雇用数は20万人にとどまり、来年の同業界昇給率は2.5%ポイント下降する見通しだ。
ビジネス・スタンダードが11月10日報じたところによると、ソフトウェア・サービス会社全国協会(NASSCOM:National Association of Software and Service Companies)のGanesh Natarajan会頭は9日以上の見通しを語った。それによると、世界的な景気後退からIT/ITES業界の新規雇用数は昨年の28万人から20万人に縮小するものと見られる。個々の企業レベルでは解雇が行われる可能性があるが、業界全体として雇用数が減少することはない。来年の昇給率は今年の9%から7.5%に鈍化する見通しと言う。
一方、ヒンドゥー・ビジネス・ラインが11月10日伝えたところによると、国内第4位のITソリューション&サービス・プロバイダー、Satyam Computer Servicesは第2四半期業績発表後、約200人の従業員を解雇した。同社は例年行っている勤務評価に基づくボトム5~10%の従業員の整理としているが、同社は通常この種の整理を7-9月に行っている。
|