SEAnews 2008-11-10 ArtNo.41643

【ムンバイ】オーストラリアを拠点にする電子設計ソリューション・プロバイダー、Altium Ltd(AL)は、2009年1月末までにインドに複数のセールス＆マーケッティング・オフィスを設け骭v画で、また事業拡張のためインド・パートナーを物色している。
エコノミック・タイムズが11月5日伝えたところによると、ALのAndre Pravaz副社長(世界業務担当)はこのほど当地で以上の計画を明らかにした。それによると、全世界の航空宇宙産業／国防産業／その他の産業に重要電子製品を供給しているALは、2ヶ月以内にマハラシュトラ州Mumbai、カルナタカ州Bangalore、あるいはNew Delhiに複数のオフィスを設ける。同社は地元パートナーと、市場拡大や投資に関して話し合いを進めている。
ALは向こう2～3年間にインドと中国で数倍の成長実現を目指している。米印核協力協定が発効したなら、インドの原子力産業にもその製品を供給する計画だ。現時点で詳細を明らかにすることはできないが、既に計画を立てている。
中国オフィスの営業は良好で、インドでも同様の成長が望める。何故なら電子設計製品や組込ソフトウェア領域に大きな需要が存在するため。ALは、最先端の電子技術を有効に活用できるよう、エンジニアの教育・訓練にも力を入れている。ALがこのほど発表した『Protel』ソフトウェア最新バージョンには100以上の新機能が追加されていると言う。