【コルカタ】中国の公共企業第一汽車集団公司(FAW:First Auto Work)とインド/ロシア合弁のUral India Ltd(UIL)は11月6日、西ベンガル州において小型乗用車とバスを製造する合弁覚書を取り交わした。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが11月6/7日報じたところによると、UILのJ.K. Saraf会長は以上の消息を明らかにした。それによると、合弁会社は1500クロー(US$3.09億)近くを投資、18ヶ月後の操業開始を目指す。小型乗用車の値段は16万ルピー(US$3299)前後になる見通しだ。FAWはSingur、Haldia、Kalyani、Kharagpur等の地の何れかに当初600エーカーほどの工場用地を確保することを目指している。FAWチームは一両日中にこれらの地を実地視察し、候補地を絞り込む計画だ。
西ベンガル州Kolkata拠点のMotijug Group/ロシア企業Uralaz/West Bengal Industrial Development Corporation (WBIDC)の合弁になるUILは、Haldiaにトラックの組み立て施設を有し、西ベンガル州政府はWBIDCを通じ同社に11%出資している。
中国の最も歴史の古い自動車メーカーの1社に数えられるFAWは13万3000人以上を雇用し、年間180万台近い乗用車を製造している。