2008-11-10 ArtNo.41637
◆東芝JSW超臨界圧ボイラー工場、6ヶ月以内に着工
【チェンナイ】東芝とJSW Steel Ltd(JSL)の超臨界圧ボイラー製造合弁事業は、6ヶ月以内にタミールナド州Chennai近郊Ennoreにおける土木工事がスタート、その後段階的に生産活動が開始される。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが11月6日報じたところによると、JSLのSajjan Jindal副会長兼MDはこのほど以上の消息を語った。それによるとEnnoreの100エーカーの土地におけるプロジェクト・コストは2000クロー(US$4.12億)と見積もられ、3年で完成する。必要資金は自己資本と借入で賄われ、借入分は全て日本で調達される。当初3000MW(メガワット)の設備が製造され、最終的に5000MWまでグレードアップされる。原子力発電所用設備の製造も計画している。
JSLは、現在国内各地に2000MWの発電施設を稼働させており、別に3600MWの設備の建設を進めている。5年内に7000~8000MWまでキャパシティーを拡大する計画だ。しかしタミールナド州に1000MWの設備を設ける計画は、州政府の電力政策が不透明なことから暫時棚上げした。同州電力部門は一層の改変を必要としていると言う。
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